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アノマロカリスの動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

アノマロカリスとは?

生息年代:カンブリア紀前期 - 中期
年代数値:約5億4100万年前 - 約5億50万年前

分類:ディノカリダ門 / ラディオドンタ目 / アノマロカリス科 / アノマロカリス属
体長:60センチ~2メートル

アノマロカリスの画像(出典:ウィキメディア・コモンズ - Wikimedia Commons)

アノマロカリス
File:AnomalocarisDinoMcanb.jpg - Wikimedia Commons
Author:Photnart

アノマロカリス属には「アノマロカリス・カナデンシス」「アノマロカリス・サーロン」などの8種が分類(2007年2月現在)され、最大種では体長2メートルを超える個体もいたと考えられています。

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アノマロカリスはエビ? クラゲ? ナマコ?

アノマロカリスの化石が発見された当初は、それが触手部分だったことからエビの仲間だと誤解され、ラテン語で「奇妙なエビ」を意味する「アノマロカリス」と名づけられました。

しかもその後、新たな化石の一部が発見されるたびに別の生物だと誤解され、口の部分が発見されたときにはクラゲの仲間、胴体部分が発見されたときにはナマコの仲間として、別々に分類されていました。

カンブリア紀のホホジロザメ?

1981年になると、ようやく別々の生物ではなく、ひとつの生物だと知ることのできる化石が発見されました。

その全貌が、「カンブリア紀最大最強の肉食生物だったのではないか?」と思わせるものであったことから、ナショナルジオグラフィックでは後に下記のように述べています。

カンブリア紀の海では、食物連鎖の頂点に君臨するホホジロザメのような存在だったのだろう。

参考書籍・参考サイト

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New Anomalocaris
Uploaded by kandenki

伝言版の画像

アノマロカリスは最強?

三葉虫の化石の中には、「アノマロカリスにかじられた?」と思われる傷跡を残すものが見つかっています。

たとえば、下の画像ではアノマロカリスが三葉虫をくわえています。

古生代の海の画像(撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館)
古生代の海
撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

ところが、デンバー自然科学博物館(米国コロラド州)の研究チームは2010年11月に、以下のような見解を示しています。

「アノマロカリスは三葉虫の硬い殻をかみ砕くことはできなかったかもしれない」

「しかも三葉虫どころか、現生のエビの殻でさえ、かみ砕くことはできなかったかもしれない」

>イセエビ(Uploaded by Teddy Cookswell)
イセエビ(伊勢海老)
撮影場所:京都水族館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

たとえば上図の伊勢海老の殻さえ、かみ砕くことができないかもしれないということでしょうか?

そうであるなら、さらに頑丈な三葉虫の殻をかみ砕くことはできなかっただろうとなりますが・・・。

三葉虫とはいっても、体長5ミリほどから70センチに達する種までいますので、一概には言えないようにも思えます。

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