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メガテリウムの動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

メガテリウム

生息年代:第四紀更新統 カラブリアン期 - 第四紀完新統
年代数値:約180万年前 - 約1万年前
体長:6 - 7メートル

化石産出地:南アメリカ、北アメリカ
分類:哺乳類 / 異節上目 / 有毛目 / ナマケモノ亜目 / メガテリウム科 / メガテリウム属
食性:草食

地上性のナマケモノ

現生のナマケモノ類はすべて樹上性ですが、絶滅したナマケモノ類の多くは地上性でした。

地上性ナマケモノの起源について、かつては「大型化しすぎたナマケモノ類が樹上から地上に降りた」とする考え方が大勢でしたが、最近では「両者の祖先から、樹上性と地上性に枝分かれした」と考える傾向にあるようです。


地上性のナマケモノ類を大別すると、「メガロニクス」「ミロドン」「メガテリウム」の3類に分けることができます。

また、地上性のナマケモノの一部は海洋に進出して、水生のナマケモノに進化しています。
体長2メートルほどのタラッソクヌス・ナタンス種などの数種が確認されていて、海藻などを食べていたと考えられています。

メガテリウム・アメリカヌム

「Megatherium Americanum」とは、「アメリカの巨大な獣」の意味になります。
メガテリウム科に分類される7~8種の最大種であり、代表種でもあります。

また、単に「メガテリウム」とだけ呼ぶ場合には、上記のメガテリウム・アメリカヌム種を指すことが一般的です。
以下、当サイトで記すメガテリウムは、メガテリウム・アメリカヌム種を指します。


トップ画像のように、メガテリウムは鋭いかぎ爪で木の枝を引き寄せて、木の枝や葉、種子などを食べていたと考えられています。

歩行する際には、かぎ爪を内側に向けて、ゆっくりと歩いていたようです。
また、立ち上がる際には、太い尾を地面に押しつけるようにしてパランスをとっていたようです。

メガテリウムへの誤解

体長6~7メートルにも達することや、鋭いかぎ爪をもつことなどから、「現生のヒグマのような雑食性で、肉食も可能?」と誤解されることもありますが、メガテリウムは草食性です。
ふん化石の調査によると、木の枝や葉、種子などの植物類しか確認できなかったとのことです。

しかしながら、「サーベルタイガー」などの天敵に襲われた際には、鋭いかぎ爪を武器にして反撃しただろうと考えられています。

参考書籍・参考サイト

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Megatherium Walk Animations
Uploaded by Walking with Dinosaurs 2

伝言版の画像

ナマケモノ亜目

絶滅したメガテリウムも、現生のナマケモノ類も、すべて「ナマケモノ亜目」に分類される近縁属です。

当サイト内に「フタユビナマケモノの赤ちゃんの動画」がありますが、まったく似ていません。
それでもやはり近縁です(-_-;)

ホフマンナマケモノの画像(撮影者:ヒーマンの上野を散歩)
ホフマンナマケモノ
出典:ヒーマンの上野を散歩

メガテリウムの画像(撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館)
メガテリウム
撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

上図はメガテリウムが木の枝や葉などを食べている姿になりますが、立ち上がったときの高さは約5メートルにも達したと推定されています。

メガロニクス

下図(左)はメガテリウムではなく、地上性のナマケモノ類の一種「メガロニクス・ジェファソニー」になりますが、こちらも巨大です。

オオナマケモノとアメリカマストドンの画像(撮影場所:大阪市立自然史博物館)
オオナマケモノ
& アメリカマストドン
撮影場所:大阪市立自然史博物館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

上図(右)はゾウ類の「アメリカマストドン」になります。

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