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翼竜の動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

翼竜

「翼竜」という単語自体に「竜」という文字が含まれているので、「翼竜は恐竜の一種?」と誤解されがちですが、翼竜は恐竜ではありません。

空を飛ぶことのできる爬虫類、「飛行性爬虫類」になります。
現生動物でいうと、爬虫類と哺乳類のちがいはありますが、コウモリが「飛行性哺乳類」になります。

ランフォリンクスの画像(出典:フリッカー | Flickr - Photo Sharing!)

ランフォリンクス
Title:Rhamphorhynchus | Flickr - Photo Sharing!
Uploaded by Peter Montgomery

しかしながら、恐竜と翼竜は近縁ではあります。
両者の祖先は同じであり、遅くとも三畳紀後期(約2億3700万年前 - 約2億130万年前)には分岐したと考えられています。

翼竜類

翼竜類は「嘴口竜亜目(しこうりゅうあもく)」と「翼指竜亜目(よくしりゅうあもく)」の2つに大別されます。

代表種は上の画像の「ランフォリンクス」になります。
そのことから、嘴口竜亜目は「ランフォリンクス亜目」とも呼ばれます。

ランフォリンクスの翼開長(翼を広げたときの両端の長さ)は1.7メートルほど。
日本でいうと、大型の「トビ(翼開長1.5~1.6メートル)」ぐらいの大きさでした。

翼指竜亜目は「プテロダクティルス亜目」や「翼手竜亜目」とも呼ばれます。

上の画像の「プテラノドン(翼開長7~8メートル)」や、翼開長10~11メートルの「ケツァルコアトルス」などの大型種がいる一方で、翼開長20センチほどの最小種「プテロダクティルス・エレガンス」などもいました。

上記のように、様々な大きさ(翼開長)の種が含まれる翼竜類ですが、「嘴口竜亜目」と「翼指竜亜目」をまとめてデータにすると、下記のようになります。


生息年代:三畳紀後期 - 白亜紀後期
年代数値:約2億3700万年前 - 約6600万年前

翼開長:20センチ~10メートル
生息地:アフリカ、アジア(日本を含む)、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ
分類:爬虫綱 / 翼竜目
食性:種によってさまざま(魚介類、プランクトン、木の実、死肉など)

プテロダクティルス

生息年代:ジュラ紀後期
年代数値:約1億6350万年前 - 約1億4500万年前

翼開長:20センチ~2.5メートル
生息地:ヨーロッパ、東アフリカ
分類:爬虫綱 / 翼竜目 / 翼指竜亜目 / プテロダクティルス科


プテロダクティルス科に属する種には、翼開長20センチほどの「プテロダクティルス・エレガンス」や翼開長50センチほどの「プテロダクティルス・コーチ」。
翼開長2.5メートルの「プテロダクティルス・ロンギコルム」などがいました。

参考書籍・参考サイト

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翼竜 プテロダクティルス
Uploaded by korikori3745

伝言版の画像

史上最大の翼竜
ケツァルコアトルス

翼竜類の最大種である「ケツァルコアトルス」は翼開長10~11メートル、最大個体では12メートルに達したと推定されています。

ケツァルコアトルスの画像(撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館)
ケツァルコアトルス
撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
撮影者:当サイトスタッフ/2014年

ちなみに、鳥類の最大種は絶滅した「アルゲンタビス」で、翼開長は約7メートルと推定されていますので・・・。

ケツァルコアトルスは史上最大の飛行性生物でもあります。

ブラジルの翼竜
サンタナダクティルス

ブラジルのセアラ州から発掘された「サンタナダクティルス」は翼開長3~5メートル。

サンタナダクティルスの画像(撮影場所:京都市青少年科学センター)
サンタナダクティルス
撮影場所:京都市青少年科学センター
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

サンタナダクティルスのくちばしは、インドワニのように長く伸び、鋭い歯が並んでいます。

下図を見ると、大きな歯が突き出ていますが、獲物である魚を捕えて逃がさないことに適していたと考えられています。

サンタナダクティルスの頭骨の画像(撮影場所:京都市青少年科学センター)
サンタナダクティルスの頭骨
撮影場所:京都市青少年科学センター
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

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