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三葉虫の動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

三葉虫

生息年代:カンブリア紀~ペルム紀
年代数値:約5億4100万年前 - 約2億5217万年前
体長:5ミリ~70センチ

三葉虫の画像(出典:フリッカー | Flickr - Photo Sharing!)

三葉虫
Title:Trilobite | Flickr - Photo Sharing!
Uploaded by Lukas

三葉虫類は実に多種多様で、体長わずか5ミリほどの「イソコルス・ショーレニ」や体長30~40センチの「ディケロケファリナ」、体長70センチにも達する「イソテルス・レックス」などの、約1500属10000種にも分類されます。
研究者によっては数万種にも分類されます。

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化石の王様

「化石の王様というと、恐竜?」と思われがちですが、多様性(種の多さ)や生息期間などの観点から、その称号は三葉虫に与えられるようです。

恐竜:中生代(約2億5217万年前 - 約6600万年前)
約1億8600万年間、約800~1000種

三葉虫:古生代(約5億4100万年前 - 約2億5217万年前)
約2億8900万年間、約1万~数万種

三葉虫の多様性

最初期の三葉虫である「ファロタスピス」の視野は、現生の肉食動物と似ていることから、捕食する側であったと考えられますが、全般的には三葉虫は捕食される側でした。
つまり、アノマロカリスウミサソリ、魚などのエサになっていました。
しかし、三葉虫は防御のために、驚くべき多様性をもつにいたります。

①眼の進化
高性能の複眼をもつことによって、捕食者の存在をいち早くキャッチできるようになったと考えられます。

②武装化
種によってはとげを伸ばしたり、とげで体を覆ったりしています。また、カブトムシのような角をもつ種もいます。
とげと硬い殻を併せもつことで、捕食者への威嚇になったと考えられます。

とげをもつ三葉虫の画像(出典:フリッカー | Flickr - Photo Sharing!)

とげをもつ三葉虫
Title:Trilobite 1 | Flickr - Photo Sharing!
Uploaded by sulla55

③遊泳能力
前後左右上下への広い視覚をもつ種は、泳ぐことへの適応の結果であり、高い遊泳能力をもっていたと考えられます。

参考書籍・参考サイト

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TRILO
Uploaded by Teddy Cookswell

伝言版の画像

三葉虫は生きている?

現在では否定傾向にありますが、現世動物のカブトガニは三葉虫の子孫だとする見解があります。

それによると、三葉虫の子孫として、まず「光楯類(こうじゅんるい)」が出現します。
アグラスピス類とも呼ばれます。

カブトガニの画像(撮影場所:大阪市立自然史博物館)
カブトガニ
撮影場所:大阪市立自然史博物館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

光楯類の一種パレオメルス・ハミルトニーは、「ウミサソリ」と「カブトガニ」の両方の特徴をもつことから、両者の共通の祖先だと考えられています。

ウミサソリは古生代末に絶滅しましたが、カブトガニは現生動物として日本の一部にも生息しています。

ウミサソリの画像(撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館)
ユーリプテルス(ウミサソリ類)
撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

そのことから、「三葉虫とカブトガニは近縁である」とか、「三葉虫は生きている?」というような言葉につながりますが・・・。

現在では、光楯類は三葉虫の子孫ではないと考える傾向にあるので、「三葉虫は生きている?」にも、もっと疑問符がつくのかもしれません。

パレオメルスがウミサソリとカブトガニの共通祖先だということは、変わりなく支持されているので、「三角関係が崩れた?」という構図でしょうか?

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