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オットセイの動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

オットセイ

哺乳類 / ネコ目 / アシカ科
キタオットセイ属ミナミオットセイ属の2つに大別されます。

日本の沿岸に来遊するのはキタオットセイ属です。

アシカを「アシカ科 / アシカ亜科」、オットセイを「アシカ科 / オットセイ亜科」とする分類もありますが、 近年の研究からは疑問視する声が上げられています。

形態学的には、キタオットセイ属ミナミオットセイ属の違いは大きいけれども、アシカ亜科とミナミオットセイ属の違いは下毛の量ぐらいなもので、この分類には系統関係が反映されていないとします。

オットセイには保温のための豊かな下毛がありますが、アシカにはほとんどありません。

キタオットセイ属

分類:アシカ科 / キタオットセイ属 / キタオットセイ

キタオットセイ属には、「キタオットセイ」の1種だけが分類されます。
キタオットセイという文字どおり、北半球にのみ生息します。

体長:オス約2.1メートル メス約1.4メートル
体重:オス約272キロ メス約54キロ

食性:タラやイカ、サンマ、イワシなど

オホーツク海:ロベン島、千島列島
ベーリング海:コマンダー諸島、プリビロフ諸島、ボゴスロフ島
カリフォルニア沖:サンミゲル島
確認されているのは、上記の6か所だけになります。


上記の陸地に上がるのは、春から夏にかけての繁殖期の4か月間ほどだけです。
それ以外の時期に上陸することはなく、下図のような海域を回遊します。

キタオットセイの分布域(簡易ver.)の画像(作成:zoomovie.net)

キタオットセイの分布域(簡易ver.)
元地図:世界地図・世界の国旗
オットセイの画像:いらすとや
編集:当サイトスタッフ/2015年

ミナミオットセイ属

分類:アシカ科 / ミナミオットセイ属

ミナミオットセイ属には、下記の8種が分類されます。
ミナミオットセイという文字どおり、南半球に生息します。


アナンキョクオットセイ
ガラパゴスオットセイ
グアダルーペオットセイ
ナンキョクオットセイ

ニュージーランドオットセイ
フェルナンデスオットセイ
ミナミアフリカオットセイ(オーストラリアオットセイ)
ミナミアメリカオットセイ

参考書籍・参考サイト

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鶴岡・鼠ケ関港にキタオットセイ
Uploaded by PressYamashin

伝言版の画像

キタオットセイのハーレム

本文にもありますように、確認されているキタオットセイの繁殖地は6か所になります。

なかでも、プリビロフ諸島は最大の繁殖地で、5月中旬から下旬になると、まず、成熟したオスが上陸します。

上陸後、強いオスは広い縄張りを確保しますが、弱いオスは狭い縄張りしかもてません。

メスは数日遅れで上陸しますが、メスをめぐる、オス同士での激しい闘争がおこなわれます。

キタオットセイの幼獣の画像(出典:フリッカー | Flickr - Photo Sharing!)
キタオットセイの幼獣
Title:Fur Seal Faces | Flickr - Photo Sharing!
Uploaded by NOAA's National Ocean Service

最大では100頭前後ものメスを囲う一夫多妻のハーレム(単雄複雌)を形成するオスがいる一方で、1頭のメスも囲えないオスもいます。

しかしながら、ハーレムを形成することができたオスも油断はできません。

他のオスとの小競り合いやメスとの交尾で、摂餌や睡眠もできないほどとなり・・・。

繁殖期が終わることには、体重は3分の1ぐらいにまで減ってしまいます。

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