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ジャガーの動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

ジャガーは樹上、地上、水辺に適応した南米の頂点捕食者です。
ネコ科動物のなかではトラ、ライオンに次ぐ3番目の大きさであり、アメリカ大陸(北米および南米)最大のネコ科動物でもあります。

ジャガー

分類:哺乳類 / ネコ目 / ネコ科 / ヒョウ属 / ジャガー
体長:112センチ - 185センチ
体重:57キロ - 113キロ

分布域:北アメリカ南部から南アメリカ中部
標高1200メートル以下の森林の水辺沼地
砂漠やサバンナ、荒地などでも活動。

食性:ペッカリーやアルマジロ、バク、サルなどを捕食。
水辺では魚やカメ、カピバラ、ワニ、アナコンダなどを捕食。

ライオンやトラは獲物ののどに食いついて窒息死させる方法を主としますが、ジャガーの場合は獲物の頭部をかみ砕くか、前脚での一撃で仕留めるかが主となります。

バランスのとれたハンター

ジャガーは樹上、地上、水辺。どのような環境下にでも適応できるバランスのとれたハンターです。
樹上で過ごすことが多いですが、狩りは主に地上や水辺でおこないます。

地上での狩りはライオンやトラと同様で、茂みの中に身を潜めて獲物に忍び寄ってから襲いかかります。
ただ、ライオンやトラとは違い、ジャガーは水の中でも狩りをおこないます。

たとえば、水辺に生息する「カピバラ(体長105センチ-135センチ)」がジャガーに襲われそうになったときには、当然ながら水の中へ逃げますが、ジャガーも水の中へ追っていきます。潜ってでも追っていきます。


上記のカピバラと同様に、川の中の魚やカメなども捕食します。

たとえば、カメを捕獲した場合には口でくわえたまま、茂みの中などに移動します。
カメは手足を甲羅の中に引っこめるお馴染みのポーズで防御に徹するので、かみつけるような柔らかい身は一切露出していません。

そのような場合でも、ジャガーはためらうことなく、カメの甲羅に歯を立てます。
そして、甲羅をかみ砕いて食べていきます。ジャガーのかみ砕く力は強力です。

ジャガーは泳ぎ上手

上の画像のように、ジャガーは泳ぎ上手です。
川の中を歩いたり、泳いだりしながら移動することさえあります。

また、下の動画では水の中に潜って、魚を捕食しています。
もはや、ネコ科動物であるとは思えないほどの姿でさえあります。

参考書籍・参考サイト

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Jaguar Diving Underwater for more than 30 second
Uploaded by Collection Channel

伝言版の画像

ジャガーとヒョウの違い

多くの書籍やWebサイトに書かれているのが、模様の違いです。

下図をよく見れば、ジャガーの模様の中心には「黒い点」がありますが、ヒョウにはありません。

ジャガーの画像(撮影場所:大阪市天王寺動物園)
ジャガー
撮影場所:大阪市天王寺動物園
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

ですが、動物園のスタッフでもない限り、そんなに間近で見ることはないでしょうし、テレビやネット動画などでは確認できないものも多いです。

そこで、違いをもうひとつ。
ヒョウは手足が長くて細いスラッとした体形をしていますが・・・。

ジャガーは手足が短くて、頭部の大きいサーベルタイガー「スミロドン」のような体形をしています。

スミロドン・ファタリスの画像(撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館)
スミロドン・ファタリス
撮影場所:海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館
撮影者:当サイトスタッフ/2015年

現実的にはジャガーの分布域は南アメリカで、ヒョウはアフリカ~ユーラシアになるので、自然下で出会うことはありません。

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