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ヒョウアザラシの動画と解説

ページ公開日:2016年4月3日

ヒョウアザラシ

分類:哺乳類 / 食肉目 / アザラシ科 / ヒョウアザラシ属
体長:2.5メートル - 3.6メートル
体重:270キロ - 450キロ

分布域:南極周辺の流氷域や外洋域
目撃範囲はオーストラリアや南アメリカ、南アフリカの沿岸など
食性:肉食
オキアミや魚介類、ペンギンやウミドリなどの鳥類、別種のアザラシやオットセイなど

最も危険なアザラシ

アザラシというと、アゴヒゲアザラシの「タマちゃん」や「ナカちゃん」をあげる人も多いかと思います。
テレビなどのメディアを通じて見る姿は愛くるしくて、ほのぼのとしていますが、実際には野生のアザラシは非常に危険です。


特に、ヒョウアザラシは危険であり、アザラシ科のなかでは唯一、恒温動物を常食する種になります。
つまり、ペンギンやウミドリなどの鳥類、別種のアザラシなどを常食し、ヒトを襲って死亡させた例まであります。

トップ画像を見ると、非常に大きく開く口をしており、鋭い牙ももっています。
なお、ヒョウアザラシ(英名ではLeopard Seal)の名前は、体表にヒョウのような模様があることに由来します。

人を襲うヒョウアザラシ

人を襲った事例について、「特集:初期人類の少女の化石発見 2006年11月号 ナショナルジオグラフィック NATIONAL GEOGRAPHIC.JP」から2例を引用しますと、下記のようになります。

<中略>
シャクルトンの乗組員の一人、トマス・オーデリーもヒョウアザラシに襲われたという。海氷の上をスキーで滑走中に、浮氷の間から突然現れたヒョウアザラシが、ヘビのように身をくねらせて突進してきたのである。
<以下省略>

「アーネスト・シャクルトン」アイルランド生まれの探検家。
1914年、南極を目指す航海の途上でエンデュアランス号が座礁。約1年8か月にわたる漂流の末に生還。

「トマス・オーデリー」エンデュアランス号の船員(倉庫管理係)。
ヒョウアザラシに襲われた際には、副隊長のフランク・ワイルドたちによる銃撃に助けられて、無事にすんだようです。

<中略>
2003年7月には、南極半島でシュノーケリングをしていた28歳の海洋生物学者カースティ・ブラウンが海中に引きずりこまれて溺死するという痛ましい事故が発生。
<以下省略>

参考書籍・参考サイト

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Male Leopard Seal singing
Uploaded by ryanbusiness

伝言版の画像

ヒョウアザラシの狩り

ヒョウアザラシが動きを止めて、じっとしていれば、背中や頭は岩のようにも見えます。

そして、岩(実際にはヒョウアザラシ)に近づいてきたペンギンやアザラシを海の中で襲ったり、下図のように飛びかかって襲ったりもします。

ヒョウアザラシの画像(出典:フリッカー | Flickr - Photo Sharing!)
ヒョウアザラシ
Title:Leopard Seal Attack | Flickr - Photo Sharing!
Uploaded by GrahamC57

大きく口を開けて襲いかかるヒョウアザラシの姿を見ていると、哺乳類とは思えないほどです。

むしろ、絶滅した中生代の「海トカゲ類」を思い起こすような姿にも見えます。

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