Top > UMA >

UMA(未確認生物)とは?

UMA(未確認生物)とは?

ページ公開日:2020年5月12日

コモドオオトカゲの画像

コモドオオトカゲ
出典:Komodo dragon with tongue.jpg

UMA(未確認生物)と聞くと、「胡散臭い」と思う人が多いのではないだろうか?

確かに、過去に報じられたUMA画像や動画のなかには、フェイク(偽物)と断定されたものも多くある。

だが、決して「UMA=フェイク」ではない。UMA(未確認生物)とは「目撃情報はあるが、(新種記載などの)学術的な記載がされていない生物の総称」だ。


たとえば、現在ではお馴染みのコモドオオトカゲやコビトカバなども、かつてはUMA(未確認生物)だった。

現地の人たちにとっては馴染み深い動物であっても、学術的な記載がなければUMA(未確認生物)になる。

では、コモドオオトカゲ、コビトカバの順に、UMA(未確認生物)が現生動物になるプロセスを見てみよう。

スポンサーリンク

コモドオオトカゲ

現生最大のトカゲとして知られる、インドネシア・コモド島のコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)。

インドネシアは1万7000以上の島々からなり、紀元前3世紀ごろからインドネシアへの移住がはじまったと伝えられる。

つまり、「コモド島の先住民たちは、数千年前からコモドオオトカゲを知っていた!」と推測できるのだが…。

コモド島の先住民たちにとっては見慣れた動物でも、欧米には知られていない未知の動物だ。

たとえ、欧米の一部にコモドオオトカゲの噂が伝わっていたとしても、情報だけの動物に過ぎない。

つまり、学術的な記載がなければUMA(未確認生物)だ。


そのコモドオオトカゲが欧米人に発見されたのは1911年。「恐竜の生き残りがいる!」と報告されるほどに驚かれた!

そして、翌1912年。コモドオオトカゲとして新種記載され、「UMA(未確認生物)」から「現生動物」になったのだが…。

現在(2020年)から、わずか108年前には「恐竜の生き残り?」というUMA(未確認生物)だったことになる。

下部の動画はコモドオオトカゲ2頭のファイトだが、まるで恐竜のような迫力だ!

コビトカバ

1843年にリベリアで頭骨が発見され、1849年に米国のサミュエル・ジョージ・モートンによって、コビトカバとして新種記載されている。

ただ、当時は「カバの子どもだ!」とする学者一派が多く、1913年にコビトカバの生体が捕獲されるまでは否定傾向にあった。

コビトカバの画像

コビトカバ
出典:Choeropsis liberiensis BZG.jpg

実は、コビトカバが生体捕獲された1910年代当時、小型のサイ(コビトサイ)も探し求められていた。

どちらも原住民たちには知られた動物であり、欧米の探検家たちも「コビトカバが本当にいたんだから、コビトサイもいるはずだ!」と考えたのだろう。

結果として、コビトカバは現生動物となり、コビトサイはUMA(未確認生物)のままなのが現状だが…。

当サイトが考える「UMA=フェイクではない!」「UMAとは学術的な記載がされていない生物の総称」の根幹になっている。

スポンサーリンク

参考書籍・参考サイト

Two huge Komodo dragons fight on Indonesian island
Uploaded by South China Morning Post

スポンサーリンク

UMAの語源

多くの人が知るように、未確認飛行物体を意味する「UFO(Unidentified Flying Object)」が語源です。

なので、未確認生物は「UMA(Unidentified Mysterious Animal」。でも、和製英語なので、欧米ではほぼ通じません。

欧米での未確認生物は「Cryptid (クリプティッド)」で、その研究を「cryptozoology(未確認動物学)」。


日本では未確認生物を「オルタナティブ科学」に分類し、「裏科学」と称することもありますが…。

オルタナティブとは本来「もうひとつの選択肢」とか、「二者択一」という意味。

当サイトでは「オルタナティヴ・ロック」と同様、自由で実験的なコンテンツを作成したいと思っています。

UMA(未確認生物)と現生動物の違い

未確認生物と現生動物の違いを、「ヨーロッパ文明から発見されたか否か?」とする記述も見られますが…。

発見という言葉の主語は生体や死体、骨や化石などになるので、未確認生物と現生動物の違いに用いると混乱します。

たとえばコビトカバの場合だと、1843年に発見とか、1913年に発見とか、Webや書籍によってバラバラです。

「いったい、コビトカバが発見されたのはいつなんだ?」という感じで混乱します。

もう一度、順番に書くと
1843年、頭骨を発見
1849年、新種記載
1913年、生体捕獲になります。


一般的には、コビトカバの発見を1913年とする記述が多く見受けられますが…。

「1849年の新種記載は何なんだ?」とか、「発見よりも前に新種記載するのか?」という混乱につながります。

なので、当サイトでは「未確認生物と現生動物の違いは、学術的な記載(新種記載)の有無」としています。


ページ
TOP